【レビュー】「犬」について本当に知っている?(読んだ本まとめ)

元保護犬はるたんと暮らしている中で、もっと犬について知りたくなったので色々と本を読んで学んでいこうと思います!

このページでは読んだ本についてまとめていくので、読了したら随時更新する予定です。

気になる本があったらぜひ読んでみてくださいね。

きっとあなたも愛犬理解度が上がるはず!

目次

『犬の能力』(ナショナルジオグラフィック)

犬に関する最新の学説を知ることが出来るので、「犬って本当はそうだったんだ!?」「知らなかったな〜」と思うことが多くて読んでいて楽しかったです。

天下のナショジオ(?)の本なので、世界中のいろいろな場所で生活している犬の写真も多数載っています。

いかに自分が普段日本国内の犬事情のことしか知らずにいたか、という点でも目を開かれる思いでした。

一家に一冊常備して半年に1回くらい見返したいタイプ(どんなタイプ?笑)の本ですね。

こんな人にオススメ

・科学が解明した「イヌのこと」を知りたい

・世界の犬の現状をたくさんの写真で見たい

・犬の起源や、どのように進化してきたのか知りたい

目次

CHAPTER 1 イヌの誕生
・イヌ科動物の進化
・家畜化と初期の歩み
・犬種の誕生
・飼育されていないイヌ
・社会生活
・嗅覚
・視覚
・聴覚
・同調する力

CHAPTER 2 イヌの心
・コミュニケーション
・認知
・感情
・愛と友情
・遊び
・公正さ
・攻撃性
・しつけ

CHAPTER 3 人との関わり
・黎明期
・ペットブーム
・危険な犬
・独立独歩
・野生のイヌ科動物
・サービスドッグ
・法律
・イヌに優しい街
・イヌと人の未来

印象に残った一節を紹介

よく言われることに、イヌは人間を群れの一員として見ている ーーー ならば、飼い主である人間こそが群れのリーダーだ、というのがある。

(中略)

本来、オオカミの群れというのは、つがい1組と、過去数年以内に生まれたその子どもたちで構成される。つがいが群れを主導するというのは本当だが、それは厳しくも愛情深い親の役回りと見る方が理解しやすい。彼らは家族にあれこれ指図はするが、威張り散らしはしない。

P24『犬の能力 素晴らしい才能を知り、正しくつきあう』(ナショナルジオグラフィック別冊)2020

イヌが無条件に私たちを愛するというのは幻想で、やはりそれなりの努力が必要だ。

P53『犬の能力 素晴らしい才能を知り、正しくつきあう』(ナショナルジオグラフィック別冊)2020

『ポチパパ流 犬のしつけ大全』

犬との暮らしの初心者にぴったりな本。

 Youtubeの「ポチパパちゃんねる【保護犬たちの楽園】」で犬と向き合う姿も印象的です。

文章も読みやすく、イラストや写真も多いので、寝る前とかにサクッと読める感じです。

犬のモンダイ行動に対しても考えられる原因や対処法が具体的に書かれているので、きっと参考になる情報があると思います。

こんな人にオススメ

・初めて犬を飼う時の1冊目を探している

・改めて犬の飼い方を確認したい

・愛犬のモンダイ行動に頭を悩ませている

目次

Part 1 犬とくらす前に

Part 2 犬の一生と飼い方(子犬〜シニア犬)

Part 3 犬との関係を上手につくる

Part 4 「しつけ」と「トレーニング」

Part 5 問題行動に困ったら

+α 知っておきたい犬事情

印象に残った一節を紹介

人間社会で生きる犬の幸せって?

「イヌは家族の一員」と思う飼い主さんが増えています。犬をともに生きる動物として迎える愛情深い考え方ですよね。しかし犬を人と同じように扱わなくてもよいと、僕は思います。家庭や人間社会でも犬が犬らしく生きられるように、要望をかなえられることが幸せにつながるのではないでしょうか。

※要望:犬が犬らしく生きるために欠かせない5つの要素のこと(食事・環境・運動・交流・本能)。詳しくは本を読んでみてね。

P17『ポチパパ流 犬のしつけ大全』(KADOKAWA)2022

『愛犬家の動物行動学者が教えてくれた秘密の話』

圧倒的情報量!

文字がびっしりの本文が337ページあり、その後40ページにわたって「参考資料」のリストがババーーっと続きます。

そのリストを見るだけでも著者がいかに多くの文献・研究を調べ、あらゆる角度から「犬」について考察しているかが分かります。

40年以上も愛犬家の動物学者として研究してきた著者の知識量は凄まじいですが、ドッグパークで犬の観察している様子や、飼い主との会話の様子もよく出てくるので、飼い主たちの疑問や悩みに親近感を持ちながら読み進めることができます。

確実に犬理解度が高まるし、色々と知らないことも学べてとても良い本だと思いました!
(が、いかんせん英語の翻訳感があるのでたまに読みにくいな〜と感じることもありました。)

気合いを入れて読む感じ(私にとっては)の本です。

でも面白い!勉強になる!また(1年後くらいに)読もう!

こんな人にオススメ

・動物行動学者による犬の研究・観察に興味がある

・「愛犬の観察って何したらいいの?」を知りたい

・犬の幸せについて色々な角度からの考えを知りたい

目次

第1章 犬と暮らせば

第2章 犬から見た世界

第3章 イヌはただ楽しみたいだけ

第4章 犬社会の掟

第5章 誰が誰を散歩させているのか

第6章 心ある犬

第7章 感情と心

第8章 ドッグパーク・コンフィデンシャル

第9章 犬の良き相棒になるには

印象に残った一節を紹介

犬は動物行動学者にとって夢のような存在だ。注意深く犬を観察すると学べることが無限にある。どうしてイヌはこんな行動をするのだろうという疑問が次々に生まれてくる。そして、犬を理解するのに、注意深い観察と記録に代わるものはない。

(中略)

そしてみなさんにとっては、自分の犬を丁寧に観察することが、私たちが犬の仲間として彼らの生活の質を向上させ、多くの犬が毎日耐えているストレスを軽減する最善の道となる。

P314『愛犬家の動物行動学者が教えてくれた秘密の話』(エクスナレッジ)2019


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